大規模修繕をする時に
始めに知っておくべき知識FIRST
外壁や屋根の修繕・メンテナンスをすることでマンションの耐久性を維持できると聞くと、多くの方が「本当にそうなの?」と疑問に思われる事と思います。
また、劣化している箇所を補修して見た目を良くするだけが塗装メンテナンスだとお考えのオーナー様の中には、築15年を超えてもまだ大丈夫だと思い放置してしまい、十年後実はマンションの内部からの劣化が見つかり、予想以上の多額の費用がかかって後悔される方もいます。
では、「どこを直したらいいの?」と初めての大規模修繕で戸惑う方も多く、管理会社や大規模修繕コンサルタントにご自身の建物の管理を任せきりにしてしまうことがあります。
しかし、任せきりだと知らず知らずに高い費用になった割には塗装も思ったほど長持ちしなかったという結果になりかねません。 まずはオーナー様自身で情報を集め、大規模修繕に必要なことをぜひ知ってください。
失敗しない
大規模修繕をするための
3つのチェックポイントPOINT
マンション・アパートの修繕・防水する場所を知る!
大規模修繕は一括りで行うものではなく、劣化の状態を確認して行う必要があります。
一度に全部行えると良いのですが、そうすると費用も高額になります。現状の劣化状況でまだ改修工事の必要がないのであれば、時期を先延ばししても問題ありません。
しかし、その劣化状況をオーナー様ご自身で判断するのは難しいです。だからこそおおよその時期に建物の無料診断を行うことをおススメしています。その診断はプロに見てもらうことが重要です。プロとは塗装や防水を専門に行っている業者のことです。餅は餅屋と言われるように専門工事のプロが見るのが一番正しい判断をしてくれるので、劣化がそこまで酷くなければ少額の費用で済むこともあります。
マンションのメンテナンス時期を知る!
それではどのタイミングで大規模修繕をするべきなのでしょうか?これが修繕計画に寄せられる一番多いご質問です。
多くのマンション・アパートの場合、上記のような現象が起きます。雨漏りすると部屋の天井やクロスに雨跡がつくので分かるでしょうが、そのほかのシーリングのやせ、コケや藻がついている、外壁塗装がひび割れしている、外壁塗装や屋根塗装が色あせしている、塗装がはがれてきているといった現象面については注視しないと中々気が付きにくいものです。住民の方から指摘をされてから大規模修繕を行ってもクレームのもとになります。
特にこの現象については、即塗装・修繕が必要なものと、まだ修繕をしなくても良いものがあり判断に迷う事が多いのが事実です。
劣化度チェックでマンションの状態を確かめましょう。
管理されている建物に
このような症状はありませんか?
早期発見で建物長持ち CHECK
そこで私たち修繕計画では上記の表を使い、お客様にアドバイスをしています。
劣化度チェック表と言い、星マークが多いほど即修繕が必要なものとなっています。一見すると、外壁についているカビやコケ、藻はそこまで大した事がないように思えますが、実は早急に修繕をした方が良い部類になるので注意が必要です。多くの方は知らない事が多いのですが、外壁についてコケや藻は外壁の塗膜を劣化させることはもちろん、外壁材の中にも侵入し、その内部でも繁殖を繰り返していくため、一度出始めてきたら早めに根こそぎ除去する必要があるのです。
そして、除去が終わったら塗装をしてカビや苔、藻が繁殖しないようにガードしてあげる必要があるのです。このようにそこまで必要のなさそうな現象でも、かなり大変なことになるリスクがありますので、早め早めのメンテナンスや対処がお家を長持ちさせることにつながるのです。
修繕計画の外壁診断はこちら
中間マージンのない、
建設許可を持っている地元会社を選ぶ!
大規模修繕が必要は上記で分かった事と思います。次に志木市で大規模修繕をご検討されている悩みや質問で多いのが、「業者の選び方」です。なぜ悩むのでしょうか?
多くは「どこに頼んでいいのかわからない」「費用をできるだけ抑えたい」というものが多いと思います。
そこで大阪市などで大規模修繕を行っている業者を詳しくお伝えさせていただきます。
大規模修繕をする業者は大きく分けて4種類あります
施工店・ゼネコン業者
収益物件を建てられた会社やゼネコン・工務店と呼ばれる業者は総合工事が得意です。
複数の業者の施工管理を行い、工期通りに施工させていきます。
賃貸管理会社
オーナー様と接点が多い賃貸管理会社です。日々の悩みを相談すると解決してくれる存在ですが、自社施工しているところはほぼなく、下請けに依頼しているケースが多くなります。
大規模修繕コンサルタント
大規模修繕に特化したコンサルタントがおり、業者の選定なども行ってくれます。多くのコンサルタントは自分の知っている会社を選んでおり、適正な判断なのかをオーナー様ご自身で見極める必要があります。
塗装専門店
個人の塗装店から下請け業者に丸投げしているケースと大小、様々な塗装会社があります。
塗装会社に応じて、得意な工事が変わるのでそれぞれの会社の得意な建物を確認しましょう。
この4つの業者の中で、一番気を付けてもらいたいことが「中間マージン」です。中間マージンとは、施工している業者と発注している業者が違う際に発生する仲介手数料のようなものです。
複数の工事を行う時は、業者が多数いるので注意が必要です。しかし、マンション・アパートの修繕・改修を行う際はそこまで大きな工事ではないので、大規模修繕専門店にお願いすることがお得にできるポイントです。詳しく図で解説するとこのようになります。
中間マージン発生の図
管理会社や施工店へ依頼する場合
修繕計画へ依頼する場合
中間マージンが無い方が同じ工事でも費用を安くできます。しかし、ここで不安なのが、どんな会社に発注したらいいかわからないケースです。よくわからない会社は怖いですよね。選ぶポイントは、建設業を持っていることに加え、地元に密着している会社を選んでください。
なぜなら、大規模修繕は、一度で終わることはなく何度も行うことが多いです。前に頼んだところが倒産してしまったとなっては意味がありません。
建設業とは、財務的にも選ばれた会社でしか認定を取ることができず、要は国から選ばれた会社の証なのです。
また、アフターフォローのことも考えて、地元密着の企業はフットワークが軽くすぐに対応してくれます。
ぜひこの観点で調べてみてください。その1社に私たちも検討してもらえると幸いです。
志木市の修繕計画の会社紹介はコチラ
ご不明な点などございましたら、お気軽にぜひ一度ご相談ください!
株式会社西浦塗装工業
代表取締役 西浦 建貴
以上、お得に失敗しない大規模修繕のチェックポイントをお伝えさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
もっと知っておいてほしい事はたくさんあるのですが、あまりに多くの事をお伝えしても分かりにくくなるので、要点を絞って掲載させていただきました。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
分からない事やご不明点などございましたら、修繕計画の方までお問合せください。
大規模修繕の専門スタッフがお客様のお悩みや不安を一緒になって解消できるようアドバイスさせていただきます。もちろん無料です。その相談に乗ったからといって、強引な営業、無理強いは絶対に行ないません